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今日はこれから台風らしいですよ。
上陸するかは未定ですが、予定ルートではどこを通っても暴風圏内。
嫌ですねー……。

……なので、画像を準備したら屋内に引き上げます。
これから台風シーズンな上に、野外栽培シーズンも終焉に向かうので、いろいろと大変です。
冬場のネペンテスは手間が掛かる割に全然育たないから辛いんですよ。



N. xLadyluck

ベントリ×アンプとかの交配種だったはずです、確か。
半分アンプではありますが、ベントリの血が入っているので耐寒性はそれなりです。
丈夫な高地性やインターメディエイトに比べたら劣りはするものの、
屋内に取り込むだけでも一応は越冬可能です。

……ただし、冬の間は袋を一切着けなくなる上に、
寒さに当てると暖かくなって以降も、本調子になるまでに時間が掛かります。
ダイエリアナのように温室に取り込まなければ即死するわけでもないですけれど、
きちんと本種のポテンシャルを発揮して楽しみたいのであれば、寒さ対策は必須だと思います。
ダイエリアナに比べれば草体も袋のサイズもコンパクトですし、
屋内用の小型温室に取り込むことも、そう難しくはないと思います。



冬は中~高地性と一緒に管理していたところ、見事にいじけました。
やっと本調子に戻り、袋を鈴生りに大量に着けてくれるようにはなりましたけれど、
夏ももう終わり、本種の最盛期は終了に近いです。
今年の冬は低地性として管理して、来期には最初から本調子でいきたいところです。

袋のサイズは以前に比べて小さくなってはいますけれど、
これは脇芽から更新したことが原因だと思います。
袋が新しくなるにつれて、順調に大きくなってますし。

ちなみに切り取った主茎は挿穂にしましたが、活着しませんでした。
……うちだと挿し木の成功率が極端に、あまりにも低い気がします。
中には成功してるのもあるんですけどねー……。
管理が大雑把すぎるところは、あると思います。



Cyathea lepifera
ヒカゲヘゴ

冬場に調子を落としたといえば、この子がMVPです。
幹を乾燥させたところ、一気にきました。
一時期は成長点もぶよぶよに腐ってダメかと思いましたが、
怪しげなキャッチコピーの活力剤を試したところ、意外なことに復活したのでした。
……というか、ほぼ腐った状態から復活するとか逆に怖いんですけど、
あの活力剤って一体何が入ってたんでしょうか……、T-ウイルスとか?

今では再び気根も出始めて、完全復活といった感じです。
この子は野外で直射に近い陽射しの中、ミストの水飛沫が常に掛かっているような環境を好みます。
逆に冬場、屋内で越冬させるには、結構気を使います……。
耐寒性自体はそれなりにあるのですが、乾燥にはあまりにも弱いです。
加湿器程度ではどうにもならないです……。
いっそ幹が乾燥しないように、ミズゴケで巻いてしまうなんてどうでしょう?

9月に入って、すっかり秋の陽気ですねー。
……十中八九、ここ数日曇っていることによる一時的なものと思いますけれど。
晴れたらまた、茹だるような残暑がやってくるのでしょうねー……。



N. rajah Thomas Alt clone / Y's Exotics

この夏の間に結構大きくなりましたねー。
ただ、日照が少なめだった所為か、葉質はやや軟弱になりました。
曇っている間は遮光ネットを外したり等、細やかな調整が可能であれば、
もっと状態良く、早く大きく育て上げられるのでしょうけれど、
不意に晴れたりしたら、夏場は遮光ネット無しだと半日で壊滅しますからね……。
危ない橋は、渡るべきじゃない。
そもそもこの遮光ネット、掛けたり外したりをそんなに器用にこなせるほど、
小回りの利く作りにはなっていません。



袋。
サイズとしては4センチくらい。
ラジャとしてはまだまだ小さな袋ではあるのですが、
導入当初はLSが2センチ弱しかなかったので、あの頃に比べれば大きくなりました。
やっぱり小さい頃からずっと見ていると、愛着が湧きますねー。

まだ株が小さいこともあって、袋は5つくらい着いてます。
本種は大きくなるにつれて着袋率は下がってくるので、今後どうなるかですね。



次の袋。
とうとう4号鉢から飛び出すようになりました。
大平鉢に植え替えたいところですが、素焼きの平鉢ってこの辺だと手に入らないんですよねー……。
駄温鉢の底と側面を抜いて使おうかなーって思います。

………
……




Psacothea hilaris
キボシカミキリ

ゼットンみたいでかっこいいけど、害虫なんですよね……これ。
ちなみに前期ブログで登場したイチジクの木が、カミキリやらコガネムシなんかの害虫を呼び寄せてます。
厄介ではあるのですが、実は普通に美味しい上に、庭で放し飼いになっている、
ケヅメリクガメの貴重なおやつにもなっているので、本当に厄介です……。

上記個体、このまま捕殺する流れではあるのですが、
害虫にしてはフォルムがかっこよすぎるのも厄介です。
ただ処分するくらいなら、標本にでもしてみようかしら。

ツクツク法師の鳴き声も喧しく、夏ももう終わりですねー。
今年の8月は嫌に短かったような気がします、きっと気のせいではないです。
これから秋を経て、ウツボカズラは屋内栽培へと移行してゆく訳ですが、
手間が掛かる割に成長率も渋く、現状維持という感じになってしまうのが辛いところです。

秋以降にはやってみたいこともいろいろあるので、モチベーションも維持してかないと……。



N. truncata / Y's Exotics

最近は雨の日が多めで、画質がよくないです。
ずっと降り続く訳ではないので環境としてはいいのですけれど、
画像を準備しようと思った日に限って降ってたりするのが微妙なところ。

全然大きくならないと思ったのですが、気付けばLS15センチを超えており、
導入当初のLS4センチからは、少しは成長してるみたいです。
ドライアウト寸前にしたり、長雨で腐らせたり、散々な扱いをしている割には健闘してるのでは?
特に長雨で腐らせた当時は葉っぱ2枚しか残ってなかったですし、
葉数も増えて株直径も増したので、このまま丁寧に管理を続ければ成長してくれそう。



袋。
ずっと幼苗特有の袋を着け続けてきた本種でしたが、
袋のサイズが15センチを超えた辺りから、トランカータ特有の襟の片鱗が見え始めました。
加えて襟に縞模様もほんのり。

このままストライプペリストームに育ってくれたら嬉しいですが、
さらに大きくなる過程で、襟全体が深紅に染まっちゃうような気がします。
最近のトランカータは深紅の襟がスタンダードですしねー。

本個体は山田さんのところで無菌播種したフラスコ苗を、別の国内ナーセリーで順化したものなので、
もしか個体差みたいなものがあったら面白いですねー。
過度な期待はせずに、成長を見守りたいと思います。



頂芽。
最近は勢いがすごいです。
前の葉っぱに挟まってしまって展開できないということが多々あったのですが、
成長期で頂芽の展開力に勢いがある時期には、自力で抜けられるようです。

……ということは、挟まって展開できずにアシストが必要になるときは、
コンディションとしてはあまりよくない状態だったのかもしれませんね。
本個体には過酷な環境を強いてきましたし、思い当たることはいっぱいあるかもー……?

今年の夏は、長梅雨の後に旱が続いたりと極端な天候でしたが、
太平洋沖に張り出してきた秋雨前線の影響で、適度に雨が降るようになってくれました。
ずっとこんな理想的な環境で育てられたらいいんですけどねー。



N. jamban David / Carnivoria EU

前期ブログから引き続き、1年振りの登場です。
ずっと登場しないものだから、とっくに枯れた疑惑がありましたが、一応生きてました。

ただ、去年の災害級の異常酷暑によって調子を落として以来、
全然振るわずに、とてもお見せできるような状態ではなくて……。
最近になって、やっと袋を着けてくれるようにはなりましたけれど、
高地性原種は強健種でも、一度調子を落とすと持ち直すのは大変ですねー……。



やっと着けてくれた袋。
去年の夏以前に比べると、大幅にサイズダウンしてしまいました。
鈴生り便器の夢に、また一歩遠のきましたねー。
枯れてないだけ僥倖……とも言えますけれど、やっぱり残念です。
本種はお気に入りだからこそ、特に。

……というか枯葉の整理しないとです。
この辺りからもモチベーションの低さが窺い知れますね。



頂芽。
袋は着けるようにはなりましたけれど、まだまだ本調子とは言えなさそう。
葉の感じを見るに、夏前半の涼しかった時期に袋を着けて、
後半の暑さが戻ってからは、また調子を落としてそうな感じです。
画像も暑がってる証拠に、常在菌による侵食が確認できますし。
最近の異常気象による猛暑の前には、ドライミストによる小手先の工夫では限界があるのかもしれません。
本家中村式のように棚下からの強制送風を行い、気化熱を最大限生かせれば、
また結果は違ってきそうな気もしますけれど……。

というかミストの配管もごちゃごちゃしてきたので、一度整理するべきなのかもしれません。
このところ、明らかにミスト掛かってない場所とかありますし……。

"釣りは好きだ。
頭を空っぽにして、何も考えなくていいからな。"



Spinner bait pale bleak 1/4oz.

片付けをしていたところ、古いバスロッドとルアーがいくつか出てきました。
個人的にはスピナーベイトが一番好きです。
ちなみにこの子はオイカワ色ですけれど、スピナべの色って完全に自己満足の世界だと思います。
大体オイカワにこんな婚姻色が出てる時期って、ごく限られてますし。
そもそもスピナべの本体ってブレード部分だと思うのですが、
キラキラして綺麗だし、こんなふざけた外観に反して、意外にもよく釣れるのです。

ワームなんかも釣れますけど、あっちはバスの目の前をピンポイントで泳がせないと喰ってこないのに対し、
スピナべはキラキラして水中をばちゃばちゃかき回すのでアピール力が強く、
ストラクチャーの周辺を適当に泳がせるだけでも向こうから喰ってきます。
ただ、スレバス相手に使うと余計に警戒心を掻き立てて、ポイントが荒れます。

そういう場合はワームの方がいいのですが、最近の水場は大抵の場合、
釣り禁止か、ワーム使用禁止のどっちかです。
どうして禁止するんだって意見もありますけど、釣り人のマナーの悪さを見たら仕方ないって思います。
ルアーでも餌釣りでも、淡水でも海水でも、立ち入り禁止の柵を平気で乗り越えて、
釣り用品のゴミが大量に散らかってる様子を見たら、そりゃ管理者も禁止したくなりますよねって。
全員がそうじゃないってことはわかりますけど、釣り場の惨状を見れば、端からすればそれが全てです。

特定外来生物法の施行でバス釣りの敷居が跳ね上がったことも、
駆除という観点からは失策だったんじゃないかなって思います。
現状、今更ブラックバスを狙うくらいならシーバスかトラウト行っとけって話になりますし。
あっちの方が、釣って楽しいし、食べておいしいですし、面倒事とも無縁ですし。
……なんか書いててマス釣り行きたくなってきました。
管理釣り場で気負わずやりたいです。

いろいろ書きましたけど、一番バスがよく釣れる方法は、太いミミズをつけとけば一発です。
自称アングラー気取りに邪道とか言われそうですけど、釣れればいいんですよ。



Pelteobagrus nudiceps
ギギ

偉そうなこといろいろ書いといて、結局釣れたのはギギでした。
本種は日本の固有種ではありますが、元は琵琶湖の固有種であり、国内外来種という分類になっています。
同じく琵琶湖固有種で、釣魚として人気のゲンゴロウブナ(ヘラブナと呼んだ方が有名かも?)や、
琵琶湖産の稚鮎の放流に紛れて全国に分布を広げました。

画像だとわかりにくいですが、ヒゲが生えており、ナマズの仲間です。
海産のナマズであるゴンズイの近縁種で、背ビレと胸ビレに鋭い毒針を持ちます。
釣れた個体を素手で受け止めたり、針を外す際に刺されることが多いので気をつけましょう。
刺されても命に係わるような毒ではありませんが、数日ほどズッキンズッキンと疼痛が続きます。
どちらかといえば澱んだ淵のような場所に居るので、傷口からの細菌感染の方が怖いですね。

利用法としては、身の部分には毒がないので食べることができます、ゴンズイと一緒です。
ただ、海産種に比べると淡水魚特有の泥臭さがあるので、
蒲焼きや揚げ物等、匂いをごまかせるような調理法がおすすめです。

それとは別に、観賞用に飼育することもできます。
ナマズ類特有の愛嬌のある顔つきはかわいらしいですし、
日淡なので簡単な設備だけで飼育することもできますし、
何より本種はナマズとしては小型の部類で、あまり大きくない水槽でも飼育が可能です。
大きさがネックとなるナマズ類においては嬉しいポイントです。

飼育用としては密かな人気があるらしく、釣らずとも探せば売ってますし、
その辺に居るような種類なので、買ったとしても非常に安価です。
注意点としては、獰猛な性質なので単頭飼育を基本とすることと、
メンテナンスの際には毒針に刺されないように気をつけること、くらいでしょうか。

ちなみに環境省のサイトによると、本種はコイの仲間なんだそうですよ。
相変わらずいい加減で雑な仕事をしてるみたいですねー……。


プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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