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以前から考えていた企画に、少しずつ手を付け始めました。
遠大な作業ではありますが、春までに形になればいいなーと……。
一番の不安材料が、私の体力的な問題というのもアレなんですけれど……。



Mandragora autumnalis
マンドラゴラ オータムナリス

移転後に登場したのは初めてじゃないでしょうか。
それもそのはず、移転したのは7月頃。
夏のマンドラゴラなんて地上部もないし、記事にもなりませんから。

……以前植え替えで一度だけ、夏に登場したことがあった気がしますけど。


それにしても休眠が明ける度に、どんどん位置がずれてきます。
去年は確かに中央に居たはずなのに……。
どんな大鉢に植えても根詰まりするので地植えにしようか迷ったのですが、
この調子だと、地植えにしたら数年後には何処かに行っちゃいそうな気がします。

……あ、夜な夜な歩き回るって伝承は、この性質からきてるのかもしれませんね。



題字通りですが今年も開花しました、ぱちぱちぱちぱち。
でも、毎年開花はクリスマス頃なので、今年はやたら早いかも。
学名通りに秋に咲いてることなんて、滅多にないですからねー。
ここ数日、一気に冷え込んだ影響かもしれません。
年末並みの冷え込みって言ってたので、気温的には毎年の開花期と合致します。

もっとも、原産地とは全く違う日本の環境で、こうして毎年花を咲かせてくれるのは、
健気としか言いようもない気もしますけれど。

あとは種を残してくれて、実生で個体数を増やせたらいいのですが。
……マンドラゴラの原産地ってどこでしたっけ、地中海気候?
オリーブだって頑張ってるんだからいけるいける。



次の蕾も準備できてます。
大きな塊根から複数の芽を出して、それぞれが育ってる感じです。
休眠期に引っこ抜いて、適当に分割して傷口の処理をすれば、
割と大雑把に個体数増やせそうな気もしますけれど、
この一個体しか居ない上に、現在では非常に入手困難な植物なので、
そんなことする勇気はないです……。

通販なんかだと未だに取り扱いがあるように見えますが、
10年以上前の記事がそのまま残ってるだけの場合がほとんどです。
種子なんかだと今でもたまに見かけますが、発芽能力はほぼ無いと見ていいです。

ただ、防疫法の関係で、ナス科の本種は種子以外の状態では輸入できませんし、
かくいうこの個体も、元は種子から育てたものです。
今でも発芽可能な種子は、少しは出回っているのかもしれません。
知らんけど。

防疫法による規制は輸入制限だけなので、国内で育った個体なら取引できますし、
種を採ったり、発芽させた苗の状態で頒布できたらいいなとは思うのですが、

『そもそも本種に需要があるとは思えない』

……という大事なことを失念していたのでした。

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プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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