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5月に入った途端に異様に暑いんですけど……。
数日前まで寒い寒いと一斉に鳴いていたのに……。

今年のGWは時勢的にも何処にも行けないので庭で作業してますが、
気温も上がった所為もあり、カメが元気すぎてかわいい反面物凄く少し邪魔です。
油断すると、買ってきた夏野菜の苗を畑に運ぶ前に根こそぎ喰われますし……。



N. burkei x hamata / Borneo Exotics
ネペンテス・ブルケイxハマタ

脇芽切り取って挿そうってずっと言ってましたけど、
気付けば完全にニ芽立ち状態になってます……。

今から切り取ってもいいんですけど、やったとしても草質で徒長もしてないので、
分解はできそうにないので脇芽をそのまま豪快に挿す形になりそうです。
現状、どっちが脇芽なのか、よくわからないですけど……。

まあ、やるなら優勢の方を残しますよ、もちろん。



捕虫袋。
ブルケイとハマタの丁度中間って感じの袋ですけど、
ハマタのいいところは見事に発現してない感じですねー。
蓋の毛と毒々しい模様と、僅かに襟が気持ち程度にギザギザしてるくらいです。

ハマタといえば、殺意の高いデザインの牙々しい襟ですけど、
この特徴は交配種になると一切発現せず、牙を見たいなら原種を育てるしかない状況です。

なんとかハマタの牙を交配種で発現させようと、
海外のナーセリーではハマタを片親に牙系御三家(エド・マクロ・ヴィロサ)
と交配させる試みも行われていますが、結果がどうなったのか、私もまだ知りません。
確か極少数の苗が一般向けにも放出されたはずですが、非常に高額だった上に競争率も高く、
さらには私自身、新規導入している余裕もないくらいにバタバタしてたので、結局見送ってしまったのです。

……ただ、個人的にはハマタも御三家も、どう交配しても意地でも牙は出ないので、
お互いの特徴を潰し合って、なんだかんだで結局普通の襟か、
出たとしても申し訳程度のギザギザ程度に留まりそうな気がするんですよね。
導入してない以上、酸っぱい葡萄の言い訳みたいですけど(笑)

もしか数年後、見事に牙々な襟に育ったという結果が出れば、その時に導入します。
BEなら優良個体はクローンとして量産すると思いますしねー。
量産されたところで入手できるかどうかは別問題ですけど。



次の捕虫袋。
やっぱり交配種は冬場もコンスタントに袋を着けてくれるし、
春以降の立ち上がりも早いので育ててて面白いです。

原種の袋を着けさせたという結果を楽しむ……という方向性もありますけど、
一般向けではないというか、楽しみ方としてはあまりにマニアックというか……。

まあ、各々の栽培環境に合致すれば、原種でもぐいぐい育つんですけどね。
前回のイナーミスとか、まさにうちの環境にばっこり嵌ってる感じの種類です。
害虫にたかられ易いっていうのは、屋外栽培最大の欠点な気もしますけどね。



新葉も頂芽も出てますけど、勢い的にこっちが主茎……というか古い方ですね。
もう少し気候が安定してくれば、こっちを挿すのに挑戦してみようかと思います。
成熟してない状況の多芽立ちは、どうしてもエネルギーが分散して、どっちつかずになりがちです。

……いや、もう少し早い段階でやってればよかったんですけど。
でも、挿し木の時でも主茎を落とすのって結構勇気が要りますよね。


Author:左沢ねあ
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無題
こんにちは!

牙もいいですけど
hamataのアホ毛も可愛いですよね!
大きくなると無くなるのが残念です!
また
ネペン再開するなら
イネルミスとハマタはいきたいなぁ
と思っています!
なまくら 2020/06/07 (Sun) 13:01 編集
Re:無題
≫なまくらさん

こんにちは!
牙の影に隠れがちですけど、蓋の毛もかわいいですよね。
現在入手可能なhamataはウィスツバのクローンがほとんどですが、
自生地だと個体差が大きくバリエーションが結構豊富です。
一度だけヘアリータイプの幼苗が山田さんのところで出品されていましたが、
リーフスパン1センチ前後で15万くらいしてたと思います……。

イネルミスはうちの環境とはかなり相性がいいみたいで、
展開も早く、着実にサイズアップしてくれるのでお気に入りです。
現在脇芽を挿木にしており、根付いてくれたらいいのですが……。
最近は新規導入もしていないので流通事情はわかりませんが、
やっぱり高地性の原種は輸入頼りな感じでしょうか。
2020/06/28 (Sun) 03:45
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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