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誰ですか今年冷夏とか言ったの……。
梅雨明けたらクッッッソ暑いんですけど。
気温自体は去年の災害級の記録的酷暑に比べたら低いですけど、
湿度がずっと100%近いので体感温度がやばいです。

晴れたら晴れたで突き刺すような陽射しがきついですし、
直前までの雨で世界は濡れているので、湿度も増し増しです。



Eublepharis macularius f. Super Mack Snow
ヒョウモントカゲモドキ "スーパーマックスノー"

以前にも少しだけ触れましたが、実は春から初夏にかけての1ヵ月半程度の期間、拒食してました。
お迎えから拒食とは無縁だったのですが、いざ食べなくなると不安なものですねー。
ただ、元々よく食べる子だったこともあり、目に見えて痩せてくるようなことは無く、
むしろ腋ポコが引っ込んで健康的な体型になったまであるのでは……?

痩せてくる様子もなかったので特に心配もしていなかったのですが、
餌をデュビアからレッチに変えたらあっさり解決したのでした。
結構前の話ではあるのですが、いろいろと思い当たることもあるので書いてみようかと。


・発情期だったのでは

冬明けは繁殖の季節。
その時期になるとオスは食事もそこそこに、メスを探して活動的になるそうです。
実際、うちの子も餌は食べないけどずっとうろうろしてましたし……。

……ただ、うちではクーリングなんかは特に行っていなかったので、関係ないかも。
もしかしたらボルパイみたいに、なんとなく冬を感じたりするようなこともあるのかもですけど。


・成長を終えてそもそも食事の必要量が減ったのでは

この子もなんだかんだでお迎えして早2年。
もう完全に成長し切って、お相手が居れば繁殖しているようなお年頃です。
身体を造るのではなく維持する為の食事であれば、大量に食べる必要もないですしね。

これも一つの要因ではあると思いますが、本質は別のところにあるかと。


・餌のサイズが気に入らなかった

今回の拒食の原因と思われる大本命。
実際、デュビアから半分以下の大きさのレッチに変えたら、あっさり食べた訳ですし。
この辺りには、私が原因と思わしき部分も多々あって……。

私、常々時間がないと言ってますけど、給餌も時間を掛けたくなくて、
デュビアの雄成虫を1匹どーんと与えて終わりというダイナミック給餌だったのですが、
喉に詰まりそうになったとか、トゲが口に刺さったとかで、何かしら嫌な思いをしたのでしょうね。
レッチは食べてくれるのですが、一度に5匹も6匹も食べるので手間は掛かりますが、仕方ないです。

ちなみに、安定して食べるようになってから同程度のサイズのデュビア幼虫を試したところ、
最初は嫌がりましたが、なんとかまた食べてくれるようになりました。



画像を準備しようと明るくしたのが気に食わなかったらしく、
そそくさとおうちに帰っていきました。

ヒモゲドの飼育方法は昔に比べれば大分解明されており、
拒食の対処法についても調べればいくらでも出てくる現状ではありますが、
とりあえずは餌のサイズや種類を見直したらいいんじゃないかなって思いました。
温湿度や騒音、触りすぎなんかの基本的な環境に問題がある場合は知らないですけど……。
ワーム辺りは嗜好性も非常に高いですし、とりあえず食べてくれれば飼育舎も安心できますし。
ミルワームとかは栄養価が問題視されることも多いですが、海外ではミルワームのみで繁殖させてますし、
ダスティングやガットローディングで栄養価を補えば、特に問題ないのではないかと思います。

そもそも国内でミルワームがここまで嫌われる理由というのが、
単価の高い餌用コオロギを売るためのペットショップの策略ですしね。
デュビアやレッチは繁殖も簡単で栄養価も嗜好性も高いのですが、
存在自体が生理的に無理という人が多すぎて、国内ではメジャーになれそうもないですね……。

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無題
こんにちは。
ぷりんぷりんの尻尾でバッチリですね。
色彩追求のあまり近親交配による遺伝異常やB品扱いの投げ売りでヒョウモンやボールは可哀想な個体が多いですが良い飼い主さんに恵まれるのが唯一の救いだと思います。
スーパーマックスノーも?な個体が増えているので名前詐欺していない綺麗なこの子は良いですね!
スーパーマックスノーファンとしては是非と良い相方を見つけて殖やすのもチャレンジして頂きたいです。

ゴキブリ。
友人がカメレオンに与えていますがキープケースの光景が凄まじくて...。
ムカデや蜘蛛が好きなのにゲジゲジやゴキに鳥肌が立つのは可笑いと良く指摘されてしまいます。
管理も楽で養殖も容易、悪食だから餌による栄養素UPも手軽で捕食側に反撃も少ない理想的な条件なのですよね。
モグラゴキやバナナゴキは可愛いのですが...。
ゴキはゲジゲジよりは可愛いです。
ゲジゲジはだめです。
あの見た目であの動きは反則です。
ゲジゲジファンも多いので養護意見も、「益虫」。

なまくら 2019/08/01 (Thu) 09:40 編集
Re:無題
≫なまくらさん

こんにちは!
ヒモゲドは太い尻尾がかわいいですよね。
エニグマ系モルフで神経障害の出てるような子は、
模様は綺麗でも、見てて痛々しいので飼う気にはなれませんね……。
先天的な障害なら仕方ないですけど、エニグマシンドロームは人間のエゴの産物ですし。

餌昆虫の繁殖も順調で、うちの生体では消費が追い付かないくらい増えているので、
もう1匹増やすくらいなら全然問題ないのですが、繁殖後のことまで考えると、
少し慎重にならざるを得ないですね……。

ローチ系は過密飼育の方が調子いいので、たしかにプラケ内は阿鼻叫喚状態ですね(笑)
飼育も繁殖も簡単で、栄養満点で嗜好性も抜群で、反撃もしてこないと、
餌としては本当に優秀なのですが、飼育者の心因的なハードルが高そうです……。
ローチ系は見た目綺麗な種類も多いですが、裏側を見たら全部一緒です。
デュビア、レッチは慣れましたが、壁登れる系は今でも絶対無理です。
壁チョロ系ヤモリの餌にはいいらしいですけど、脱走のリスクを考えると夜しか眠れません。

ゲジは見た目もすごいですが、あのビジュアルで瞬間移動みたいな動きしますからねー……。
アシダカ軍曹もそうですが、そうでなきゃゴキブリの天敵にはなれないですしね。
昔は怖かったのですが、人畜無害な存在と知ってからは気にしなくなりました。
ムカデはかっこいいけど実害あるのがちょっと怖いです。
プラケで飼われてる分には平気なのですが、たまにネペンテスの鉢から出てくるんですよ……。
2019/08/05 (Mon) 01:20
うちもです!!
ぅちのレオパちゃんも拒食しました。。。
レオパゲルとかレプトミンとか豚肉とか色々試してはみたんですゖど最後まで食べてくれなかったです。。。
万策を尽くしても食べてくれなかったので最初から病気だったのかな???
ねあさんところのレオパちゃんはごはんを食べてくれるみたいでうらやましいです
次のイベントで新しくお迎えする予定ですが拒食しない子を見分けるコツとかないですか???
れいな 2019/08/05 (Mon) 19:35 編集
Re:うちもです!!
≫れいなさん

それは残念でしたね。
ただ、コメントから察するに万策を尽くしているようには到底見えないのですが……。
人工飼料は食べない個体も多いですし、豚肉は脂肪分が多い上に必要な養分が全く含まれておらず、
レプトミンはそもそもカメ用の餌です、食べなくて当たり前です。
その状況であれば、まずは活きた餌昆虫を試すべきでした。
近くに販売店が無くとも、通販でコオロギでもデュビアでもワームでも購入可能なはずです。

厳しいことを言うようですが、現状で新しくお迎えしても同じことの繰り返しです。
せめて自分の飼育したい生物の生態くらい、最低限調べてください。
餌昆虫を用意できないのであれば、そもそも昆虫食のヤモリなんて飼うべきではありません。
2019/08/08 (Thu) 01:10
プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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