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失礼、取り乱しました。
今でも現在進行形ではらわた煮えくり返ってはおりますが、
だらだらと怒りを表に出せるほど、暇でもないのです。

正直なところ、現代社会で生きていく上で一番必要の無いものって、
所謂クオリア、感情とか心とか、そういうものなのだと思います。
いろいろと考えてしまうから作業の能率が上がらない。
言われたことだけを淡々とこなし、何も感じず、何も思わず、何も言わない、
そういう哲学的ゾンビのような人材こそが、日本の社会に真に求められているのでしょう。

思慮は今、罪と知るべし。

もういっそ、現行人類を全て排除して機械やAIに全置換すれば、
今の社会が狂信的に求めている効率的社会が完成するのかもしれませんよ。
そういうディストピア的な社会構造って、三流SF映画なんかでよく題材になってますよね。



N. vogelii BE-3256 / Borneo Exotics
ネペンテス ボゲリー

ここ数日、よく晴れているのですが北風が強く冷たく寒いです。
ただ、陽射しは強いので窓際はとても暖かいという。
これこそ西高東低の典型的太平洋側の冬型気圧配置、
こういう気候でこそ、温室が最大限の役割を果たすのですよ。

……まだまだ完成は見えないけれど。


本種は標高1500メートル前後に自生するインターメディエイトですが、
高温を好み、低温の環境下では成長が大幅に抑制されるため、
低地性種のような環境で栽培することが求められます。
……まあ、余程低温な環境でもなければ、枯れるまではないのですが、
普通に全然育たない上に、暖かくなって以降も成長が愚図つくので温室に入れてあげましょう。



冬の間は基本的に全然ダメダメですが、温室に入れて高温多湿を保っている種に限っては、
普通に袋を着けたりしてくれるので、冬の間の癒し要員です。

……だったら普通に全種入れたげればいいんじゃないのって話ですが、
それが出来ないから今温室を建造しようって話になってるんですよ。

それはともかくとして、本種の袋は綺麗ですね。
模様とか、形とか。



次の袋も期待できそうな感じ。
やっぱり温室に入れとくって大事です。



頂芽の方もいい感じです。
かつてのような4枚構成の記事。
ただし、書く内容も、書いてる時間もなくなってきました。

……そういえば、次の記事は来年ですね。
良い年を、と、投げ遣りな言葉で左沢は今年を締め括ります。


もーうやだ!!!
やってられないというか、片付かない仕事というか先方の不始末を押し付けられて、にっちも
さっちもいかない所為で、整地どころか手前の仕事にすらも手に付けられません。

れつ悪な環境で働いてる人は私に限らず、この国には大勢いるのかもしれませんが、
ろくに休みすら与えられずに奴隷のように使われたって、能率は下がるばかりです。
苦言を呈したところで私のような下々の技術者は、踏みつぶされて何も無かったことにされて終了ですし。

それでいて、私より発言力のある人が同じことを言えば、柄にもなく
会議なんか始めちゃったりして、改善の素振りなんかをしてる振り、結局は何も変わらないんですけど。

社会の歯車なりにも意地はありますけれども、意地だけでどうにかなる世界でもない訳で。



前回登場の子の導入直後。
今回も画像ないのでお茶濁しです。
大きくなったなって実感してくれたら幸いです。

ストレス発散のためにも何か買ったりで散財したいところですが、
正直現状で飼育生物を増やしたところで手が回らない気がします。
水槽立ち上げたりも楽しそうですけれど、手が回らないと無残な見た目になりますしねー。

んー……現状可能なストレス発散って何なんでしょうね。
正直なところ身体も辛いし、生きる目的を見失いつつあります。

年末年始にかけて更新ブッチすることがありましたら、
仕事が忙しいとでも思っていただければ幸いです。

それでは皆様、よいお年を。


……あ、まだ今年の更新まだ1回残ってるじゃん?
冬の関東は乾燥する代わりによく晴れて日照確保がしやすい気候が特徴だったはずなのですが、
今月に入ってから週4くらいのペースで雨が降っています……。
ずっと土砂降りという訳ではないのですが、しとしと降ったり止んだり……といった感じ。
言い訳がましく聞こえそうですが、整地作業がちっとも進みません。
晴れてる日に限って忙しくて手が回せなかったりしますし。

それでも、なんだかんだで6割方進みました。
こう書くと、もうすぐ終わりそうにも思えますけれど、
今やっているのはあくまで整地作業、スタートラインに立つための準備に過ぎません。

これだけがんばって、まだスタートラインにすら立ってないって考えたら心が折れそうです。
決意を抱き続けるんだ……。



Brachypelma smithi
ブラキペルマ スミシィ
メキシカンレッドニー

デスクトップで飼育してる蜘蛛の美男子丸。
小指の爪先くらいのサイズでお迎えしましたが、なんだかんだで大きくなりました。
1期の方に当初の画像が残ってますけれど、本種らしさが出てきて綺麗に育ちました。
ただ、小さいうちは頻繁に脱皮してたのですが、色が出てからは全然脱皮しませんねー。
尻も黒くなってきたので、そろそろとは思うのですけれど。

それにしても、スパイダリングの状態から育てるのって、すごく面白いですね。
全身肌色で気付いたら死んでそうな弱々しい小さなクモが、
餌を食べて脱皮して、段階ごとに大きく綺麗に色付いていく様子とか、
実際に飼ってみないとわからない感動だと思います。
愛好家がいろんな種類を集めたくなる理由もわかるかも。

ただ、樹上棲は手に負える気がしないし、地中棲は土飼ってるタイプに面白みを見いだせないので、
うちでは種類を増やすにしてもバードイーター専門になりそうです。
ブラジリアンブルーとか、青くて綺麗な上に地表棲なので気になるかも。
青系のタランチュラって、大抵樹上棲か地中棲ってイメージでしたし。

……土飼ってるといえば、前に一度だけ登場した謎の幼虫なのですが、
結局夏になっても成虫にならなかったんですけど、あれ何なんでしょうか……。
最後に確認したときには手のひらサイズのバカみたいな大きさになってて、
さすがに狭そうだったので大きな容器に移したのですが、
まさに土飼ってる状態なので今でも生きてるのかは正直不明です。
飼ってるというより部屋に置いてあるだけですし。

どんな成虫が出てくるかはわかりませんが、
森野がその辺のお店で買ってきたやつだと思うので、
法的に許されない種類ってことはないでしょう。
甲虫の仲間は防疫法とか、本当に厳しいですからね……。

愚痴っぽいことしか書けなさそうなので冒頭の小話は割愛します。



N. xVentrata
ネペンテス ベントラタ

栽培スペース確認してみたのですが、記事になりそうな子全然居ないんですけど、
この冬の間、どうやって間を持たせようか悩みどころですね……。

そんなときでもいつでも袋を着けてくれている本種。
本種が特別強いところは確かにありますけど、それでもやっぱり交配種は全体的に強いです。

ただなんとなくネペンテスを育てたいとか、いきなり高価な原種は不安という方は、
まずは交配種から入ってみるのもいいと思います。
ネペンテスというのがどんな植物なのか、手元に置いて初めてわかることも多いですし。
交配種は基本的にどんな滅茶苦茶な栽培でも、余程のことがなければ枯れないですしね。

……そんなこんなで本種は放置されることが多く、
気付けば鉢が雑草だらけになっていたり。
こんなになるまで一体何をしてたんだって話ですけど、
何もしてなかったからこうなったんですよ。



枯葉整理して、用土の雑草も始末しました。
雑草は小さいうちに抜いとかないと、鉢中に根が回って全然抜けない上に、
脆弱なネペンテスの根が負けたりするので、必ず小さいうちに抜くようにしてくださいね。
今回の記事は反面教師にしてください、ベントラタ以外でこんなことしてたら根傷めますからね?

本当に、毎日の観察が大切なんですよ。



ずっと放置してても袋着けてくれる、そんな本種が大好きです。
ただ、交配種ばっかり育てても栽培技術は向上しないですし……。
いっそ開き直って交配種ばっか集めるような、そんな栽培生活も悪くない気がしてきます。

……完璧に心が弱り切ってますね。
そんな向上心がないようじゃ、何やってもダメ。

先日ぼんやりとテレビを眺めていたところ、チランジアの特集をやってました。
世間一般的にはエアープランツと呼んだ方が通じるかもです。
それで、なんとなく見ていたのですが、それが内容がめちゃくちゃ面白くて。
湿度と風の重要性とか、ネペンテス栽培に通じるような部分もたくさんあったり。

……そういえば国内のネペンテス界隈における神々の一人である山田さんも、
エアープランツ大好きだったような気がします。

面白そうだし、せっかくだから私も育ててみたいなーって思ったのですが、


忘れてたけど確かうちにもあったよね?

………
……




T. xerographica
チランジア キセログラフィカ

1期以来の登場となります。
育ててた……というよりはネペンテスの栽培スペースにぶら下げといただけです。
エアープランツの王様とも称される超大型種(うちのはSサイズですけど)
……ただし成長は極めて遅く、小さな個体が成熟するには数十年の歳月が必要となります。

どうでもいいですけど、原種の種小名の頭文字が『x』だと交雑種みたいで一瞬混乱しますよね。
実際、チランジアも交配種とかあるみたいですし。

自生地では絶滅の危機らしく、サイテス記載種であり国際取引は制限されているのですが、
とある博士が薬品処理によって大量増殖する手法を発見したらしく、
増殖個体が合法的に大量に輸入されてくるため、園芸店のみならず、
雑貨屋にも売ってるくらいに入手は容易です。

……高地性ネペンテスもこんな風になってくれたら、盗掘なんて無くなるのにね。



成長点……なんか汚いですね。
色味としてはトリコームが光を鈍く照り返すので綺麗なのですが、
葉っぱの隙間に蟲の死骸とか詰まってますし……。
そういえばエアープランツの仲間にも食虫機能をもった種類が居ませんでしたっけ。

ただ、基本的にチランジアも自生地だと鳥のフンとか集めて養分にしてるらしいですし、
プロの栽培家も施肥として葉間に完熟堆肥を詰めるらしいですし、
もしかしたら結果的に方向性は間違ってなかったのかもしれません。

……そういえばネペンテスにも、蟲よりも鳥のフン集めるのが好きな種類いますよね。
植物の進化の方向性というか、収斂というか、目指すところは結局一緒なのかもしれません。



根っこですよこれ全部。
数年前から生えてた気がしますけど。

……なんか全体的に画像暗いですね。
冬至も近い午後に撮影してるので仕方ないのかもしれませんけれど、
もっと映えるように照明なんかにも気を使った方がいいのかもしれません。
ビューティー系のやつ。

サイズ的に活着させるようなものがなかったので、釣り鉢用のカバーに突っ込んでたのですが、
どうやら気に入ったみたいで、発根してそのまま活着してました、もう取り出せません。
いや、根っこ切ればいけるのかもしれませんけど、そこまでする必要性が……。

上にも書いてますけど成長が極端に遅い種類な上に、
栽培スペースにいつもぶら下がってて日常的に見てるので全然気づかなかったのですが、
こうして意識して見ると、葉がボリューミーになってたり発根してたりと、
意外と変化があるものですねー。

温室が完成したら、梁からぶら下げてやるんです……。
そういえばチランジアの仲間で、ぶら下げ系の気になる種類がいます。
ウスネオイデスとかスパニッシュモスとか、そんな名前だった気がします。
あれもいっぱいぶら下げといたら面白いだろうなーって。
栽培難易度とか全然知らないですけどね!


プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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