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お久しぶりです。
まあ、いろいろと書くべきことの山ほどもありますが、
今回の長期ブッチに関しましては、私の所為じゃない訳で……。

先月から先程まで、ブログの提供元が展開するオンラインサービス全体が、
大規模かつ致命的な通信障害を起こしていた訳で……。
一時はエディターの起動どころか、記事の閲覧まで出来ない始末で、
数日で記事の閲覧は復旧したものの、コメント欄は閉鎖されていたので、
こちらから報告等のアクションも一切起こすことが出来ませんでした。

……と、いう訳で、事後報告になりますが、まだなんとか生きてますし、失踪もしてません。
今回の通信障害が結構な長期間だったことで、サービス自体の存続の危機とか言われてましたけど、
なんだかんだで復旧しましたし、次回からまた書いていきます。

……とは言ってもこのブログ、最初期の頃から小学生の観察日記みたいな内容を、
つらつら書いていくだけな上、このところはどうでもいい日常ばかりで、
ウツボカズラの栽培に関する状況提供的なことは、一切出来ていない自覚があります。

こっちのブログは今まで通りに続けていく予定ではありますが、
別として栽培に関する情報のみをまとめた便利ブログめいたものも立ち上げてみようかと思ってます。
さすがにそちらは定期更新という訳にはいかないですけど……。
気付けば日付が変わってました。
投稿時間をちょいちょいっと弄れば、無かったコトにもできるのですけれど、まあいいです。
それと前回分も、いつの間にかぶっちしてましたし。

理由はといえば、身も蓋もない言い方をすれば、忙しかったからです。
こう書いてしまえばいつも通りなのですけれど、内容は少し違う訳で。
今までは自分の技能を、どこかの歯車に成るために使っていたのですが、
思うところがあったので、自分のために使ってみることにしました。
私はもう、歯車として回り続けることに疲れたのです。

踏み潰されても、利用されても、放棄されても、
それに逆らうプライドなんて無かった。
泣くことをやめた。
待つこともやめた。
楽観的な夢を見ることも、もう終わりにしましょう。

今回は何について書こうか、いろいろ考えてたんですよ。
アリストリコーサの挿穂と元株の様子とか、
あとは最近コロ虹が拒食気味だったので、その話とかも。
まあ、原因は大体分かってるのですけど。
たぶんウェットシェルターが気に入らなかったんでしょうね。
今使ってるのはXLサイズで市販品では最大級のサイズなのですけれど、
太さが出てきた所為もあって、入ってるというより詰まってる感じなんです。
半分以上はみ出てますしね。
それで、隠れる場所が中途半端だったのが気に入らなかったんでしょうね。
実際シェルター取り払ったら普通に食べてくれましたし。

……あれ、一更新使わずとも冒頭だけでこの話完結してません?



N. xLadyluck
ネペンテス レディーラック

部屋が暗い……。
更新前に画像用意しようとする時に限って天気悪いんですよね。
アリストリコーサの話でもよかったんですけど、挿穂の段階ですし、
ここ最近お茶濁しばっかりで全然袋も登場してなかったので、こっちにしました。
冬の間はどうしても、仕方ないですね……。

以前書いたかどうか、ちょっとよく覚えてないですけど、
本種は高温多湿が大好きなアンプラリア系の交配種ではあるのですが、
交配親に使うとあり得ないくらい丈夫になるベントリコーサの血が入っているので、
冬は普通に10度切るような場所に取り込んどけば越冬可能な程度には強いです。
従来のアンプ系交配種では考えられないような耐寒性ですね。

……ただ、耐えられるというだけで寒いのは普通に好きじゃないみたいで、
本種の最盛期は本来夏ですし、屋内に取り込む程度の対策だと、
袋を全部落とした上で、暖かくなってからも本調子に戻るまで時間が掛かります。

……ので、今期は低地性として温室内で越冬させることにしました。
鉢が大きいので、入れるのちょっと大変でしたけど。



加温してるおかげで、今の時期でも袋を着けてくれています。
フラッシュ作動するので色飛びまくりですけど。

ただ、やっぱり夏の最盛期には遠く及ばず、
袋の個数も大きさも、完成するまでの時間も大きく劣っています。

ただ、加温の目的は夏と同様に成長させるためではなく、
春以降の立ち上がりを良くするためなので、調子を落とさなければ十分かなって思います。
ブログ的には全然映えないし、現状維持って端から見れば、つまらないとは思うのですけれど。

あとは温室の進捗状況とか載せたらいいんじゃないかなって思いましたけど、
整地とか基礎とか死ぬほど地味なシーンが続いてるので、こっちもつまらないかと……。

整地の段階では何も考えずに掘ってればよかったんですけど、
構造物の段階になってくると、設計とか材料費とか、
いろいろ考えることが多くなってきます。
考えるのも面白いのですが、他にやるべきことが多すぎて目が回りそうです。



頂芽。
最盛期に比べたら遅いですけど、止まってはいませんし、
この調子なら春以降の立ち上がりも早いんじゃないかなって思います。

他にもいろいろ書こうかと思ったのですが、
どんどん脱線して収拾つかないですし、
何より時間がないので今日はこれまでです。
早く更新しないと日付が変わってしまいます。

時系列がめちゃくちゃなのですが、大掃除してたら興味深いものが出てきました。



アンモナイトの裁断化石。
標本と呼ぶには連室の隔壁が崩れてしまっていますが、
透明感があってキラキラしてて、マテリアルとしてはとても綺麗です。

中には全体が蛋白石に置換されたような化石もあるらしく、
遊色効果で虹色に輝いて、それはもう筆舌しがたい程に美しいのだとか。

すこし興味が出てきたので調べてみたものの、
それらの宝石扱いを受けるような化石はお値段もとんでもなく。
指先程度の超小型化石であっても軽く数万円は下らないです。

それにしても、アンモナイトの形状ってどこか惹かれるものがありますよね。
オウムガイの殻とかも大好きですよ、アンモナイトの生き残りみたいで。
ただオウムガイの仲間は最近サイテス記載種になってしまったので、
以前のように手軽に殻を集めたりはできなくなりました。
ワシントン条約は生体だけでなく、死体や身体の一部、加工品であっても拘束力がありますので。
ただし、あくまで国際取引上の制限であって国内取引には関係ありません。
オウムガイの殻は主にパラオで産出しますが、通常の貝殻とは異なり中空構造で浮かぶので、
運が良ければ国内でも漂着したものをビーチコーミングで拾うことができます。

……また沖縄行きたいなー。
海に入る訳じゃないので、オフシーズンで安くて人が居ない時期に行きたいです。
前回は何をとち狂ったか千歳に送られましたからね……。



こちらもアンモナイト。
ただし、びっくりするほどの低クオリティー。
化石つかみ取り大会とか、週間化石特集の創刊号に付録するようなタイプです。
原価としては、たぶん1個30円くらいだと思いますよ。

実は前期ブログで砂漠レイアウトの一部に使っていたのですが、邪魔なだけだったので出しました。
先程の裁断化石とは質感が大きく異なり、全くキラキラせずに全体が石灰質です。
同じ化石でも、どうしてここまで質感が異なるのでしょうねー。

1. アンモナイトの種類
2. 化石が形成された年代の違い
3. 産地による化石化のプロセスの違い

……大体この辺りでしょうけれど、考察するだけでも面白いですよねー。
ちなみに裁断化石はマダガスカル産、こっちはモロッコ産です。

明けましておめでとうございます。
元旦の更新はどうしたのかって聞かれれば、ただただ普通に忘れてただけです。
日付をちょいちょいっと弄って更新してもよかったのですけれど、今さらな気もしますし。

今年は久方ぶりに新年会の方に顔を出してみたりもしたのですが、
伊勢海老やらアワビの活造り、ウニや大トロ辺りのお寿司とか、
普段は目にする機会もないような豪華絢爛な馳走が目白押しでした。
事務所の水族館さながらの超大型水槽では、真っ赤なアロワナや(紅龍でしたっけ?)、
純血らしいダイヤモンド・ポルカドットスティングレイがたくさん泳いでいたり。
お金って、あるところにはあるんですねー……。



Brachypelma smithi
メキシカンレッドニー(抜殻)

やっぱり脱皮しました。
明け方に見たらひっくり返った状態で、がんばって足を抜いてる途中でした。
下手に刺激して脱皮不全するのもあれなので、昼過ぎに見たら完了してました。
でも、脱皮中のひっくり返ってる姿って何回見てもドキッとします。

もう色も出てますし、このサイズなのでそろそろ雌雄判別できるかなーと、
上記画像の抜殻を回収してきて観察してみます。



白い書肺の間に生殖器の襞が見えます。
……ということで、女の子確定ですね。
やったぜ。

名前は美男子丸ですけど。



大仕事を終えて、まだ外殻も固まっておらず、ぐんにょりした中身。
雌ということで、これから長いお付き合いになりそうです。

婿探しも兼ねて、同種のベビーをまた導入してみるのもいいかもしれませんねー。
雄なら普段は嬉しくないですが、繁殖相手に使えますし、
雌だったらそれはそれで普通に嬉しいですし、
どっちに転んでも痛くないという消極的なダメプランです。

せっかくなら普通にほしい種類買いましょうよ。
以前から言ってましたけど Pterinopelma sazimai が個人的に気になってるのですが、
新種だからかインボイスネームがバラバラのめちゃくちゃで、探すのが大変です。

プロフィール
Author:左沢ねあ
Illustration:森野久真


コンクリートジャングル暮らしの現代エルフ、食虫植物をはじめ、ちょっと変わった植物を育ててます✨

毎週水曜日、日曜日の二回更新されます。
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